マイクラ1.16で追加されたネザーのキノコの増殖機を作ってみることにします。
ネザーのキノコに骨粉を使えば、ネザーの木に成長します。
シュルームライト(キノコライト)を集めたりネザーの木材を集めるには、ネザーのキノコが必要ですね。
他にも、ホグリンの繁殖には真紅のキノコ、ストライダーの誘導にはゆがんだキノコを使います。
ネザーキノコ増殖機のしくみ
今回作る増殖機は、3段階で動きます。
キノコを増殖させる・キノコをアイテム化する・水でチェストに運ぶの3段階です。
骨粉でキノコを成長させる
ナイリウムに発射装置で骨粉を撒きます。
クロック回路でカチカチと骨粉を発射し続ける段階です。
ピストンでキノコをアイテム化する
ナイリウムをピストンで押すことで、キノコがアイテム化します。
左右にピストンを置いて交互に動かします。
骨粉用の発射装置と同様にクロック回路でピストンを動かします。
水でチェストに運ぶ
アイテム化したキノコをチェストに送るために、水を発射装置から流します。
水が流れる間は、骨粉用発射装置とピストンを一時停止させます。
ホッパータイマーで一定時間ごとに水を流します。
リピーターの遅延で水を流してから回収するまでの間、骨粉の発射を一時停止してみました。
回路は枝分かれさせたので、複雑になりました。
ネザーキノコ増殖装置の材料
増殖装置を作るのに必要な材料を集めました。
レッドストーンダストなどの量は、だいたいの量なので少し余ると思います。
ガラスはあまり使わなかったので、1スタックで十分でした。
回路用のレッドストーンやピストンの他に、外壁用の凝灰岩を用意しました。
ネザーキノコ増殖施設をつくる
平原にやってきました。
回路が大きくなりそうなので、使っていない広めの土地に作ることにします。
回路は後に回して、施設を作ってしまいましょう。
チェストにホッパーを接続し、水流を作ります。
右端はナイリウムを置かずに、1列空けてあります。
ピストンで押すための隙間なので、忘れずに空けておきましょう。
ナイリウムの範囲は、7×7です。
骨粉をまくブロックが、赤色のナイリウムだと深紅のキノコ、緑色のナイリウムだとゆがんだキノコが生えやすいようです。
周りのブロックは、どちらの色のナイリウムを使っても大丈夫です。
ちなみに、周りのブロックは草ブロックでも大丈夫そうです。
ナイリウムの中央に骨粉をまけるように、発射装置を設置します。
発射装置は、上にアイテムを吐き出すように設置しましょう。
7×7のナイリウムの中央に、発射装置を埋め込みました。
左右にピストン、奥に発射装置を設置します。
壁を高くして、アイテムが飛び散らないようにしました。
装置の右端は、ブロックをおいて、ピストンを隠しておきます。
これで、増殖施設は完成です。
レッドストーン回路を追加して、きちんと動くようにしましょう。
ネザーキノコを自動生産する(回路の追加)
回路は大きく分けて、3つです。
1つずつ作って、最後にうまくつなげば完成です。
骨粉用発射装置の回路
一番簡単なのが、骨粉をまく発射装置の回路です。
クロック回路で断続的に骨粉が発射されるようにします。
注意点として、信号がオンの時にクロック回路が動くようにする必要があります。
リピーターを使ったクロック回路だと、基本的には信号がオフの時も動き続けてしまいます。
コンパレータを使ったクロック回路にしましょう。
簡単ですが、これで完成です。
発射装置にレッドストーンダストをつないで、コンパレータでクロック回路を作ります。
コンパレータは一度クリックして、減算モードにしておきます。
ピストンを動かす回路
次に、左右のピストンを動かす回路です。
骨粉と同様に、コンパレータを使ったクロック回路で動かします。
動きが速すぎるとうまく動かないので、リピーターで遅延させます。
ピストンの後ろに凝灰岩で土台を作って、レッドストーンダストを置きます。
後ろ側まで延ばして、左右にリピーターを1ずつ設置しました。
信号の進行方向を赤矢印で示しています。
信号が進むほうを向いて、リピーターを設置すれば正しく置くことができます。
片側のリピーターは、2回クリックして2遅延させておきます。
製作中は、1遅延で良かったのですが、装置が大きくなると2遅延必要でした。
この遅延で、左右のピストンの動きが交互になります。
うまく動かなければ、さらに遅延を増やしてみてください。
その場合、この後作るクロック回路の遅延も増やすことになります。
続いて、クロック回路を作ります。
リピーターを2つ使う必要がなかったので、後で変更しました。
1回クリックしたコンパレータと、3回クリックしたリピーターです。
画像では、2クリックしたリピーターになっていますが、ピストンがうまく動かなかったので3クリックに変更しました。
リピーター、コンパレータの向きは、下画像のようになっています。
骨粉をまく速さや、ピストンの動く速さを考慮して、遅延の時間を調整してあります。
動かしてみて、ナイリウムが揃って動くことを確認しました。
水を流す回路
一番難しいのが、水を流す回路です。
水が流れている間、ピストンの動きと骨粉の発射を一時停止します。
水が流れる時間が短いと、キノコが残ってしまう可能性があります。
水入りの発射装置のオンオフのタイミングと、ピストンを止める時間の調整が必要です。
始めに、ホッパータイマーを作ります。
水を流すタイミングを決めるタイマーです。
発射装置の後ろに、3マスの土台を追加しました。
発射装置の上のダストとつながらないように、土台と発射装置の間は1マス空けます。
ホッパーを向かい合わせに置いて、上にレッドストーンブロックを乗せます。
コンパレータ、粘着ピストン、フルブロック(石ブロックなど)を追加しました。
コンパレータの向きは、間違えないようにしましょう。
フルブロックの上にレッドストーンダストを置いて、ホッパータイマーの完成です。
ホッパーにアイテムを入れると、動き始めます。
動かなければ、正しく作れているか確認してください。
土台を4マス追加しました。
レッドストーンブロックから動力をとります。
このレッドストーン信号を水を流す回路につないで、一定時間ごとに水を流します。
レッドストーンのずっとオンの信号では、発射装置から水が出ません。
そこで、オブザーバーを使って一瞬オンの信号に変換します。
オブザーバーの顔が、レッドストーンダストを見るように設置します。
オブザーバーの後ろにレッドストーンダストをのばして、水入り発射装置につなぎます。
水入り発射装置の上に、レッドストーンダストを置けば、全ての発射装置が同時に動きます。
これで、タイマー上のレッドストーンブロックが動くと水が流れ、再び動くと水が回収される回路になりました。
タイマーが動く→水を流す→タイマーが動く→水を回収するという状態です。
骨粉発射を一時停止する回路を追加するために、水を流し回収するまでをまとめてできる回路を追加します。
説明が難しいですが、タイマーが動く→水を流す→水を回収する→タイマーが動くという状態にします。
回路を2つに枝分かれさせて、2回信号がいくようにします。
直進する信号は水を流す信号、枝分かれした信号は水を回収する信号です。
枝分かれした信号は、6個のリピーターで遅延されてから、発射装置に届きます。
リピーターの遅延によって、水が流れる時間を変えられます。
水が端まで流れてから、水を回収するように調整しました。
5~6個の最大遅延(3回クリック)したリピーターが、ちょうど良さそうです。
今回は余裕を持たせて、6個のリピーターで作りました。
最後の1マスにアイテムが残ってしまいますが、次に水が流れたときにきちんと流れてくれます。
遅延はリピーター6個分で良さそうです。
直進する信号のほうは、遅延なしのリピーターです。
これは、枝分かれした信号が繰り返すのを防ぐために置いています。
水を流す回路にリピーターがないと、信号は下画像のように流れます。
逆流防止のリピーターを忘れずに設置しましょう。
次に、アイテム化用のピストンと骨粉発射をオンオフする回路です。
水が流れている間は、骨粉を吐き出さないようにします。
タイマーが動いて水が流れると同時に、骨粉用発射装置をオフにしましょう。
レッドストーンとピストンを使えば、うまく動作するようになります。
具体的には、レッドストーンで骨粉用発射装置を常にオンにしておきます。
ホッパータイマーが動いたら、ピストンでレッドストーンの位置を変えて、信号が行かないようにします。
それでは、実際に作ってみましょう。
先に土台を広げておきます。
これが完成図です。
ホッパータイマーにつないだオブザーバーに、レッドストーンダストをつないであります。
回路を枝分かれさせ、右側の回路で骨粉発射の一時停止、左側の回路で発射の再開をしています。
リピーターの数は、水を流す時間と水が退くまでの時間を考慮して決めます。
先程作った水を流す回路のリピーターが5~6個の場合、8~9個の最大遅延のリピーターがおすすめです。
最後に、骨粉用発射装置、収穫用ピストンをつなぎます。
先程作った回路の右側(遅延なしの回路)のピストンが動くと、骨粉の発射が止まるようにしたいですね。
そこで、骨粉用発射装置の回路は、下画像のようにつなぎます。
下におろして、最初に作ったクロック回路につなぎました。
信号を送ってみると、長さが足りませんでした。
レッドストーン信号は14マス先までしか届かないので、15マス以上延ばすときは信号の延長をします。
遅延なしのリピーターを置くと、信号の遅延ができます。
これで、回路が全てつながりました。
ホッパータイマーのホッパーにアイテムを入れると、増殖装置が動きだします。
装置の微調整・改良
実際に動かすと、調整が必要な部分が出てきました。
1つずつ直していきます。
まず、左右の収穫用ピストンの動きが、揃わなくなりました。
回路を増やして装置が大きくなったので、処理が遅くなったせいかもしれませんね。
ピストンを動かす回路の遅延を調整して直しましょう。
片側のリピーター1遅延(1回クリック)だったところを、2遅延にするとマシになりました。
遅延を増やしたので、クロック回路の遅延は最大(3回クリック)にしました。
施設の改良もいくつか必要でした。
増殖速度が速く、ホッパー1個では回収しきれていませんでした。
そこで、ホッパーを3個に増やしておきました。
あとは、便利にするためにスイッチなどを追加します。
使わないときにタイマーを止めるレバーを用意しました。
また、コンポスターで必要ないものを骨粉化する装置も作っておきました。
一番上のチェストに骨粉化したいものを入れれば、下のチェストに骨粉がたまります。
ついでに、コンポスターの横に、骨粉を補充するための通路も作りました。
ネザーのキノコ増殖の効率は?
ネザーのキノコ増殖装置を動かしてみました。
1スタックの骨粉を入れた結果です。
歪んだ芽などは、コンポスターで骨粉にすることができます。
キノコ以外を骨粉にすると、再利用できます。
再利用を繰り返せば、1スタックの骨粉から、1スタック以上のキノコが集められるようです。
まとめ
ネザーのキノコの増殖機を作りました。
同じ原理で、花やツツジの増殖も可能です。
ただ、花は他の方法のほうが効率が良く、苔は繁殖力が高いので併用は難しいです。
次回は、キノコを使って、ネザーの木材を集めましょう。
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