今回は、骨粉でアイテムを増やす装置を作ります。
骨粉で増えるものには、ナマコ、昆布、花、竹、カカオなどがあります。
1つの装置で、これら全てを増やせれば楽ですよね。
レバーを切り替えることで、5種類のアイテムを増やせる装置を作ってみました。
骨粉式自動装置の仕組み
機能を切り替えるレバーは、5つです。
それぞれ、額縁に増やすアイテムを飾ってあります。
レバーをオンにするだけで、簡単に切り替えることができます。
実際に増殖をするための装置がこちらです。
レバーを切り替えることで、そのアイテムの増殖に必要なものが用意される仕組みになっています。
骨粉は、右側の発射装置(ディスペンサー)から発射させます。
オブザーバー(観察者)で、断続的に骨粉が発射されるように作ってあります。
収穫は、正面のピストンを使います。
リピーターで遅延させて、骨粉で成長したものを収穫します。
他にも、発射装置で水を流したり、土ブロックとサンゴブロックを切り替えたり、と色々な機能を作ってあります。
具体的な使い方も紹介しておきます。
右側の発射装置に骨粉、左側の発射装置に水入りバケツを入れて使用します。
花の増殖
花の増殖は1番簡単です。
花のレバーをオンにして、高さ2の花を土に植えれば増殖します。
カカオ・竹・コンブ・ナマコの増殖
レバーをオンにして、作物を植えれば、成長と収穫を自動で行ってくれます。
植えるのは手動なので、ひと手間必要です。
カカオはジャングルの木に、竹とコンブは土に、ナマコはサンゴにそれぞれ植えましょう。
切り替え機能の仕組みについて、詳しく知りたい方や応用して自分で作ってみたいという方に詳しい記事を書く予定です。
少しお待ちください。
今回は、理解できなくても作れるように、紹介していきます。
骨粉式自動増殖装置の材料
始めに、材料を揃えます。
使う材料は、以下の通りです。
装置の材料
- チェスト 2個
- ホッパー 2個
- 発射装置(ディスペンサー) 3個
- ピストン
- 粘着ピストン 2個
- ガラス 25個くらい
- 土
- サンゴ
- ジャングルの原木
- フルブロック(石ブロックなど)
- 看板 4個
機能切り替え回路
- ガラス(回路をつくるスペース用、塞ぎ用など) 40個くらい
- 粘着ピストン 6個
- レッドストーンブロック 4個
- レッドストーンリピーター(反復装置) 14個
- オブザーバー(観察者) 4個
- レッドストーンダスト 2スタック半
機能切り替えレバー
- 骨ブロック 10個
- 磨かれた玄武岩 4個
- 額縁 5個
- バラ・カカオ・竹・コンブ・ナマコ(額縁に飾る)
- レバー 5個
装置をつくるのに必用な広さは、外壁も含めて18×18です。
骨粉式自動増殖機の作り方
まず、作り方を説明します。
地下をつくる
アイテム回収用のホッパーとチェストから設置していきます。
地面より2段低い位置です。
ホッパーとチェストを地面と同じ高さにしたい場合は、下げなくても大丈夫です。
回路を地下に埋めて隠すので、先にレッドストーンダストも4つ設置しておきましょう。
手前に4つです。
次に、3ブロック掘って、2マス分の水を流します。
水源は、奥側のホッパーの真上と、1マス掘った位置です。
水を流す前に、看板を設置しましょう。
水を設置するのは、サンゴブロックを死んだサンゴにしないためです。
サンゴをピストンで動かす為、動かす前と動いた後の2カ所に水が必要です。
1段目をつくる
次の段は、粘着ピストンを土とサンゴにつけます。
粘着ピストンの向きに気をつけましょう。
水の上にサンゴ、左側には土を置きます。
上の写真は、サンゴと土を置く前の状態です。
2段目をつくる
次の段には、骨粉用の発射装置を設置します。
ドロッパーではないので、注意しましょう。
サンゴの上には収穫用のピストン、土の上にはジャングルの木を設置します。
3、4段目をつくる
ジャングルの木の上に、発射装置を2つ設置します。
この2つには、それぞれ水入りバケツを入れます。
コンブの成長に2マスの水が必要なので、2つ設置しています。
上1つしか設置しなかった場合、装置を止めたときに水源が残ってしまいます。
発射装置の隣のブロックは、ガラスやハーフブロックではなく、フルブロックです。
レッドストーンの信号を、下の発射装置につなぐ役割があります。
今回は、石ブロックにしています。
ガラスは、下の画像のように置きます。
下の発射装置と同じ高さに4ブロックです。
さらに、上の発射装置と同じ高さに4つガラスを置きます。
手前の2つの看板は、水が漏れるのを防ぐ役割があります。
看板の隣に立って、増殖することになります。
施設の完成
装置が完成しました。
機能を切り替える回路の作り方
続いて、回路をつくります。
まず、各装置にレッドストーンダストをつなぎましょう。
装置から、6本の回路がのびます。
骨粉用発射装置、収穫用ピストン、サンゴ用粘着ピストン、水用発射装置、と土用粘着ピストンが2つです。
これらを、レバーにつなぐことで機能の切り替えをしていきます。
水用発射装置は、ガラスで下まで回路をおろします。
左側から見た様子です。
発射装置と隣のフルブロック(石ブロック)の上にも、レッドストーンダストを置きましょう。
骨粉用発射装置からは、チェストの上にガラスを置いて回路をのばしましょう。
収穫用ピストン
まずは、収穫用ピストンがうまく動作する回路をつくります。
収穫用ピストンは、サンゴ用の粘着ピストンの上にガラスを置いて、回路をのばします。
施設の後ろ側に回路をつくっていきましょう。
フルブロックの上に回路をつくると、サンゴ用の粘着ピストンも同時に動いてしまいます。
ガラスのスペースを広げて、2×6の回路をつくるスペースを確保しましょう。
リピーター4つ、オブザーバー、粘着ピストン、フルブロック(今回は石)を画像のように置きます。
リピーターの遅延は最大にしてあります。
リピーターは向きに注意してください。
矢印の方向を向いて設置すれば、正しく置けるはずです。
信号を出してピストンが断続的に動けば、成功です。
リピーター2つで試したところ、カカオが完熟する前に収穫されてしまいました。
カカオの成長が1番遅いので、遅延を変える場合はカカオを使って調整しましょう。
信号が止まったと同時にクロック回路も止める為に、粘着ピストンとフルブロックを設置しています。
クロック回路は、始めに一瞬だけの信号を送らないと、信号がオンのままになってしまいます。
そこで、オブザーバーで一瞬だけ信号を送っています。
骨粉用発射装置
続いて、骨粉用の発射装置の回路をつくります。
発射装置は装置の右側にあるので、回路も右側につくってしまいましょう。
断続的な信号を送ればいいので、オブザーバーを向かい合わせに設置しました。
画像左側のオブザーバーは、骨粉用の発射装置につなぎます。
画像右側の粘着ピストンは、 収穫用のピストンの回路につないであります。
これで、カチカチと信号が送られる回路の完成です。
リピーターやコンパレータでつくるクロック回路でも代用できます。
切り替え用レバーをつなぐ
基本の回路ができたところで、切り替え用のレバーを作ってしまいましょう。
施設の右側につくります。
骨粉装置なので、骨ブロックで壁を作りました。
額縁とレバーを5つ飾ります。
作物の順番も重要になってくるので、この通り並べてください。
装置に近い方から、バラ、カカオ、竹、コンブ、ナマコです。
レバーからレッドストーンダストをのばします。
隣り合うレッドストーンダストはつながってしまうので、リピーターを1つおきに使います。
ダストを置く高さを変えて、干渉しないようにしましょう。
下の段の竹、ナマコの回路は、レバーからダスト3、粘着ピストン、レッドストーンブロック、1マス空け、ダスト2と並べてあります。
裏側から見た画像です。
上の段のカカオ、コンブの回路は、リピーター2、ダスト、粘着ピストン、レッドストーンブロック、1マス空け、ダスト2です。
コンブの回路の延長線上にダストを置いて、骨粉用発射装置と収穫用ピストンにつないでください。
実は、これでカカオ用の回路が完成しています。
カカオのレバーをオンにして、ジャングルの木にカカオを植えてみましょう。
きちんと熟してから収穫されていれば完成です。
未熟な状態で収穫されていたら、収穫用ピストンの遅延を増やしてください。
花用の回路をつくる
花の増殖には、収穫用のピストンが必要ありません。
そこで、花だけは違う回路になります。
骨粉用発射装置を動かす回路に、直接つないでしまいましょう。
レバーから奥へ6個、ダストを置いています。
さらに、オブザーバーの下にダストを2つ置いてあります。
土用粘着ピストンにも、ダストをつなげます。
回路を隠したいので、地下に埋めましょう。
ここで、装置をつくるときに隠しておいたレッドストーンダストが生きてきます。
施設の正面から見た回路の様子です。
見やすいようにガラスで塞いでいますが、土ブロックで完全に隠してしまっても大丈夫です。
このとき、水用発射装置の回路につながってしまわないよう気をつけましょう。
土用の粘着ピストンへつなぐ時に、1段下げるのを忘れないようにしましょう。
花用の増殖装置はこれで完成です。
レバーをオンにすれば、骨粉が発射されます。
竹用の回路をつくる
続いて、竹用の回路をつくります。
竹の増殖には、土ブロックが必要です。
コンブのレバーの延長線上に、レッドストーンダストで回路をつくります。
信号がぎりぎりつながる位置に、リピーターを設置します。
正確な位置にしないと、不要な装置が動いてしまう可能性があるので、間違えないよう注意しましょう。
正しく置けていれば、レッドストーンブロックから15個、ダストを置いている状態になります。
水用発射装置との干渉を防ぐために、回路を曲げてあります。
ガラスの隣には、ダストを置かないようにしましょう。
レバーをオンにしてみて、竹が増殖できれば完成です。
コンブ用の回路をつくる
次に、コンブ用の回路をつくります。
コンブは、竹の装置に加えて水が必要になります。
水用発射装置に、回路をつなげましょう。
土用の回路のさらに外側に、レッドストーンダストを並べていきます。
こちらも、ぎりぎりレッドストーン信号がつながる位置にリピーターを設置します。
レバーのオンオフで発射装置から水が出て、回収される仕組みを作ります。
オブザーバーを置いて、一瞬だけ信号が送られるようにしましょう。
オブザーバーを置かないと、水の回収がうまくいきません。
オブザーバーの後ろ側は、水用発射装置につなげます。
竹用レバーをオンにした時に水が流れず、コンブ用をオンにした時に水が流れれば成功です。
ナマコ用の回路をつくる
最後に、ナマコ用の回路を作ります。
ナマコ用の回路は、竹やコンブ用とは別の回路になります。
レッドストーンダストを他の回路より少なくして、横から回路をのばします。
一番外側になるように、回路をのばしていきます。
回路が長くなるので、リピーターも挟みましょう。
骨粉と収穫用の装置にも、信号を送ります。
地下を通して、サンゴ用粘着ピストンにつなぎましょう。
適当な位置でリピーターも使用します。
ガラスで塞いで、ガラスの上に他の回路を通します。
最後に、水用発射装置にダストをつないで完了です。
水用発射装置まで信号が届かないので、リピーターを足しました。
ここで、注意することがあります。
土用ピストンが動かないように回路をつくる必要があります。
このままだと、コンブのレバーをオンにした時に、サンゴの粘着ピストンまで動いてしまいます。
レッドストーンリピーターを追加して、一方向にしか信号が進まないようにして完成です。
サンゴブロックを羊毛などに置きかえてから、試運転してみてください。
土用の粘着ピストンが動いていなければ、サンゴを戻して完成です。
最後に、全ての増殖を試してみて、きちんと増殖するか確認しましょう。
2つのレバーを同時にオンにすると、壊れてしまうので気をつけてくださいね。
まとめ
たくさんの機能を兼ね備えた、骨粉式増殖機ができました。
花用の増殖レバーをオンにすれば、ニンジンやジャガイモなどの作物も増やせます。
また、竹用の増殖をうまく応用すれば、サトウキビの増殖もできると思います。
ただ、我がワールドにはサトウキビ装置があるので、今回は含めませんでした。
増殖施設ができたことで、染料や足場ブロックが集めやすくなりました。
建築に役立つと思うので、よければ作ってみてください。
コメント
すごい♪
長文にも関わらず、読んでくださりありがとうございます。
励みになります。