今回は、ポーションの自動作成に挑戦してみます。
材料を入れておくだけで、チェストがいっぱいになるまで自動生成してくれるものを目指します。
材料の仕分けまでは作っていませんが、仕分け機を追加できるようなスペースは用意してあります。
ポーションをたくさん使う方には、あると便利な施設です。
ポーション生成自動化の仕組みについては、次回の記事で紹介するので合わせてご覧ください。
全自動でポーションを作る 自販機との違い
以前、ポーション自販機を作りました。
こちらは、欲しいポーションのボタンを押すとポーションが作られるものです。
作る数が少ない場合は、都度作るほうが場所もとらず、使いやすいはずです。
しかし、耐火のポーションや弱体化のポーション、力のポーションなどは使う頻度も多いと思います。
良く使うポーションだけでも作り置きしておきたい、ということで自動生成機を作ることにしました。
場所はポーション自販機のすぐ横です。
しっかり整地してスペースを確保します。
1種類のポーションの自動装置で、6×13の大きさです。
全自動ポーション作成機を作ってみる
全自動ポーション作成機をつくるのに必要な材料は、以下の通りです。
- 磨かれた安山岩 4スタックと38個
- レッドストーンダスト 33個
- レッドストーンリピーター 8個
- レッドストーンコンパレータ 7個
- レッドストーン
- 粘着ピストン 5個
- ドロッパー 4個
- ディスペンサー
- トウヒのトラップドア 4個
- トウヒの看板 4個
- はしご 8個
- レッドストーンランプ 3個
- ホッパー 20個
- オブザーバー 5個
- レッドストーントーチ 7個
- 醸造台
- チェスト
- レバー
- 水入りバケツ
- トウヒのドア
ポーション材料の数によって、ドロッパーやホッパーの数が前後します。
ここでは、材料が4つのポーションを作る場合の数を載せています。
醸造台とチェスト
まずは、中央に醸造台を設置します。
外壁を含め、6×13で作ります。
チェストが、右から3マス目の一番手前に来るように設置しましょう。
6個のホッパーをチェストにつないで、醸造台で作ったポーションがチェストに流れるようにします。
醸造台の上には、醸造台に向けて2個のホッパーを設置しています。
このホッパーで、ポーションの材料を投入します。
醸造台に右からつけたホッパーで、水入り瓶とブレイズパウダーを送ります。
材料を入れる回路
醸造台の後ろに磨かれた安山岩を5個と一段上げて1個(計6個)置いて、回路を上に上げていきます。
リピーターの位置が間違っていたので、後から修正しています。
コンパレータ、ダスト、ダスト、リピーター、ダストの順です。
リピーターの遅延は最大にしておいてください。
フルブロックとレッドストーントーチを交互に置くことで、信号を上に上げることができます。
リピーターを追加して、ドロッパーで材料を吐き出す仕組みを作りました。
オブザーバーは、顔が粘着ピストンを見る向きで設置しています。
ドロッパーは、醸造台側に顔が向いています。
リピーターで粘着ピストンに信号を伝えています。
コンパレータが光っていない状態で、粘着ピストンがオンになるか確認してください。
下の段にもオブザーバーと粘着ピストンを追加して、ドロッパーを4個にしましょう。
オブザーバーの位置を間違えると、材料が重複して吐き出されることがあるので注意しましょう。
ドロッパーの前には、ホッパーを設置します。
これで、材料投入ができるようになりました。
材料投入部分ができたら1回目の確認
まず、ドロッパーにポーションの材料を1個以上入れます。
上のドロッパーから順番に1個目、4個目、3個目、2個目と材料を入れます。
次に、醸造台上のホッパーにアイテムを入れます。
使わないマス(スロット)は、醸造台に入らないアイテム22個で埋めてください。
マスを埋めたら、醸造台上のホッパーに最初に入れる材料を1個だけ入れます。
すぐに醸造台へ材料が送られると思います。
醸造台から1個目の材料を取り除いた時に、次の材料が順番に投入されればOKです。
水入り瓶をつくる回路
続いて、水入り瓶をつくる部分です。
醸造台の右側に設置したホッパーに、2つホッパーを追加します。
ディスペンサーはホッパーのほうを向くように設置しましょう。
ドロッパーでは水入り瓶が作れないので、注意が必要です。
ディスペンサーの前のホッパーをトウヒのトラップドアで囲って、水を入れました。
水の部分に仮ブロックを置いてから、トラップドアを設置すると置きやすいです。
ディスペンサーの後ろに、ホッパーを1個用意しておきましょう。
このホッパーにガラス瓶を補充して、空瓶が不足しないようにします。
ディスペンサーの上にオブザーバーを設置して、粘着ピストンが動くと2つのオブザーバーが向かい合うようにします。
2つのオブザーバーが向かい合っている間だけ、ディスペンサーがカチカチと空瓶を吐き出します。
粘着ピストンを動かす回路です。
磨かれた安山岩を2つ追加して、リピーターとダストを置いています。
リピーターの遅延を最大にすることで、3個の空瓶をディスペンサーが吐き出します。
レッドストーンダストが乗った安山岩の下にオブザーバーと粘着ピストンを設置します。
これで、オンの信号が来た時に1回だけ、3個の空瓶を吐き出すという回路になります。
オンの信号は、醸造台の後ろからとりましょう。
ついでに、醸造台下のホッパーをロックする回路も作っておきました。
醸造台上のホッパーに材料が入ると、コンパレータから信号が出ますね。
その信号で、以下の3つを行っています。
- ドロッパーで材料を投入
- 水入り瓶を醸造台に送る
- 水入り瓶がホッパーに入らないように(ホッパーのロック)する
材料が足りなくなったら光るランプ
材料が減るとランプが光るようにしておきましょう。
まずは、ドロッパーに材料補充用のホッパーをつなぎます。
片側は1個目と3個目のドロッパーに、もう片側は2個目と4個目のドロッパーにホッパーをつけます。
片側にホッパーを集めてしまうと、下へ下へとアイテムが輸送されてしまいます。
別々のアイテムが入ったホッパーを縦に並べるときは、1マス以上空ける必要があるんですね。
ホッパーの1マス下に磨かれた安山岩を置いて、回路を作っていきます。
コンパレータ、リピーター、1段上げてレッドストーントーチです。
トーチの方へ信号が流れるように、設置します。
トーチの上には磨かれた安山岩を置いて、さらにレッドストーンダストを置くことで信号が上に上がります。
レッドストーンダストを上の段のコンパレータとつないだ状態です。
上の段は、コンパレータ、1段上げてレッドストーントーチです。
正面側に信号を延ばして、レッドストーンランプとつなぎましょう。
これで、4つ(ドロッパーの数)の材料補充用のホッパーの中身が、どれか1つでもなくなったらランプが光ります。
詳しい回路の説明は別記事で書きますので、興味のある方は見に行ってみてください。
ポーションが貯まったら装置を止める回路
ポーションが貯まったら、それ以上作らないための回路を作っていきます。
土を1マス削って、チェストにつながっているホッパーにコンパレータをつけます。
向きに注意しましょう。
レッドストーンダストを4個置いたところで、リピーターをはさみます。
ホッパーにたまったポーションの数によって、信号の出る強度が変わります。
ホッパーにたくさん貯めたい場合は、ダストの数を増やしても良いと思います。
ポーションをつくるのを止めるために、レッドストーンと粘着ピストンを用意します。
醸造台の後ろの回路にレッドストーン信号を伝えて、装置を止めることになりますね。
この粘着ピストンまで、レッドストーンダストを延ばしましょう。
上の画像では、ダストを2つ置いてリピーターを設置しています。
この状態では、完成したポーションがホッパーを通るたびにランプが光ってしまいました。
コンパレータとリピーターの間は4マス以上空けるのがおすすめです。
ポーションの作成を止める回路
ポーションの作成を止めるレバーを用意しておきましょう。
ホッパーにアイテムが詰まったり、材料が混ざってしまった時などに停止レバーがあると便利です。
先ほど作ったポーションが貯まったら止まる回路に、レバーの信号を伝えます。
コンパレータの真上にレッドストーンランプを置いて、磨かれた安山岩とダストでつなぎます。
あとはレッドストーンランプにレバーをつけるだけですね。
レバーをオンにしているときは、ポーション作成機は動きません。
外壁で囲う
周りを磨かれた安山岩で囲いました。
正面は3つのランプがあり、チェストやレバーが見えます。
右側面には、メンテナンス用のはしご、空瓶補充用のホッパーがあります。
左側にはトウヒのドアを設置して、醸造台にアクセスできるようにしておきました。
看板を設置
使い方がわからなくならないように、看板を活用しましょう。
4枚の看板に以下の内容を書いておきました。
- 材料がなくなったら上のランプ点灯
- 水入り瓶なくなったら消灯
- 一時停止レバー(停止中ランプ点灯)
- 水入り瓶補充用ホッパー
全自動でポーションをつくる方法・使い方
全自動ポーション作成施設ができたので、実際に使ってみましょう。
- 停止レバーをオンにする(機械を止めておく)
- 材料をドロッパーに入れる(上から1番目、4番目、3番目、2番目の順)
- 材料を補充用ホッパーにも入れる
- 空瓶をディスペンサーに9スタック以上入れる(空いたマスがあると水入り瓶が吐き出されない)
- 醸造台横のホッパーにブレイズパウダーを入れる(1スタック以上がおすすめ、ただし水入り瓶が通るためのマスを1つ以上空けておく)
- 醸造台上のホッパーに醸造台に入らないアイテムを入れて空いたマスを塞ぐ
- 1個目の材料を醸造台上ホッパーに入れる
手順通りに進めれば、自動でチェスト満タンまでポーションが作られるはずです。
止めたい時は、停止レバーで止めましょう。
醸造台上のホッパーの中身はこんな感じです。
水入り瓶を投入するホッパーには、ブレイズパウダーを入れます。
醸造台は、ポーションが入っていても入っていなくても大丈夫です。
材料が4つもいらない場合
ドロッパーと補充用のホッパー、回路を取り除くことで材料が2個や3個のポーションも作ることができます。
材料が1つの奇妙なポーションは作れないので、注意してください。
奇妙なポーションは、醸造台にホッパーをつなぐだけで簡単に半自動化できます。
奇妙なポーションの作り方は、下記記事を参考にしてみてください。
まとめ
ポーションの自動化を試してみました。
そこそこコンパクトで良いものが作れたと思います。
同じものを2つ作って、弱体化のポーションと耐火のポーションを作りました。
全種類のポーションを自動作成して置いておくなら、横幅を抑えたいですね。
仕組みさえわかってしまえば、使いやすいように改良できると思います。
気になる方は、次回の仕組み解説の記事もご覧ください。
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