ネザーのキノコ増殖機をつくる/マイクラ パート109

マイクラ1.16で追加されたネザーのキノコの増殖機を作ってみることにします。

ネザーのキノコに骨粉を使えば、ネザーの木に成長します。

シュルームライト(キノコライト)を集めたりネザーの木材を集めるには、ネザーのキノコが必要ですね。

他にも、ホグリンの繁殖には真紅のキノコ、ストライダーの誘導にはゆがんだキノコを使います。

ネザーキノコ増殖機のしくみ

今回作る増殖機は、3段階で動きます。

キノコを増殖させる・キノコをアイテム化する・水でチェストに運ぶの3段階です。

 

骨粉でキノコを成長させる

ナイリウムに発射装置で骨粉を撒きます。

クロック回路でカチカチと骨粉を発射し続ける段階です。

 

ピストンでキノコをアイテム化する

ナイリウムをピストンで押すことで、キノコがアイテム化します。

左右にピストンを置いて交互に動かします。

 

骨粉用の発射装置と同様にクロック回路でピストンを動かします。

 

水でチェストに運ぶ

アイテム化したキノコをチェストに送るために、水を発射装置から流します。

水が流れる間は、骨粉用発射装置とピストンを一時停止させます。

 

ホッパータイマーで一定時間ごとに水を流します。

リピーターの遅延で水を流してから回収するまでの間、骨粉の発射を一時停止してみました。

 

回路は枝分かれさせたので、複雑になりました。

ネザーキノコ増殖装置の材料

増殖装置を作るのに必要な材料を集めました。

レッドストーンダストなどの量は、だいたいの量なので少し余ると思います。

ガラスはあまり使わなかったので、1スタックで十分でした。

回路用のレッドストーンやピストンの他に、外壁用の凝灰岩を用意しました。

ネザーキノコ増殖施設をつくる

平原にやってきました。

回路が大きくなりそうなので、使っていない広めの土地に作ることにします。

 

回路は後に回して、施設を作ってしまいましょう。

チェストにホッパーを接続し、水流を作ります。

右端はナイリウムを置かずに、1列空けてあります。

ピストンで押すための隙間なので、忘れずに空けておきましょう。

ナイリウムの範囲は、7×7です。

 

骨粉をまくブロックが、赤色のナイリウムだと深紅のキノコ、緑色のナイリウムだとゆがんだキノコが生えやすいようです。

周りのブロックは、どちらの色のナイリウムを使っても大丈夫です。

ちなみに、周りのブロックは草ブロックでも大丈夫そうです。

ナイリウムの中央に骨粉をまけるように、発射装置を設置します。

発射装置は、上にアイテムを吐き出すように設置しましょう。

7×7のナイリウムの中央に、発射装置を埋め込みました。

 

左右にピストン、奥に発射装置を設置します。

壁を高くして、アイテムが飛び散らないようにしました。

装置の右端は、ブロックをおいて、ピストンを隠しておきます。

これで、増殖施設は完成です。

レッドストーン回路を追加して、きちんと動くようにしましょう。

ネザーキノコを自動生産する(回路の追加)

回路は大きく分けて、3つです。

1つずつ作って、最後にうまくつなげば完成です。

骨粉用発射装置の回路

一番簡単なのが、骨粉をまく発射装置の回路です。

 

クロック回路で断続的に骨粉が発射されるようにします。

注意点として、信号がオンの時にクロック回路が動くようにする必要があります。

リピーターを使ったクロック回路だと、基本的には信号がオフの時も動き続けてしまいます。

コンパレータを使ったクロック回路にしましょう。

簡単ですが、これで完成です。

発射装置にレッドストーンダストをつないで、コンパレータでクロック回路を作ります。

コンパレータは一度クリックして、減算モードにしておきます。

 

ピストンを動かす回路

次に、左右のピストンを動かす回路です。

骨粉と同様に、コンパレータを使ったクロック回路で動かします。

動きが速すぎるとうまく動かないので、リピーターで遅延させます。

 

ピストンの後ろに凝灰岩で土台を作って、レッドストーンダストを置きます。

後ろ側まで延ばして、左右にリピーターを1ずつ設置しました。

信号の進行方向を赤矢印で示しています。

信号が進むほうを向いて、リピーターを設置すれば正しく置くことができます。

 

片側のリピーターは、2回クリックして2遅延させておきます。

製作中は、1遅延で良かったのですが、装置が大きくなると2遅延必要でした。

この遅延で、左右のピストンの動きが交互になります。

うまく動かなければ、さらに遅延を増やしてみてください。

その場合、この後作るクロック回路の遅延も増やすことになります。

 

続いて、クロック回路を作ります。

リピーターを2つ使う必要がなかったので、後で変更しました。

1回クリックしたコンパレータと、3回クリックしたリピーターです。

画像では、2クリックしたリピーターになっていますが、ピストンがうまく動かなかったので3クリックに変更しました。

リピーター、コンパレータの向きは、下画像のようになっています。

 

骨粉をまく速さや、ピストンの動く速さを考慮して、遅延の時間を調整してあります。

動かしてみて、ナイリウムが揃って動くことを確認しました。

水を流す回路

一番難しいのが、水を流す回路です。

水が流れている間、ピストンの動きと骨粉の発射を一時停止します。

水が流れる時間が短いと、キノコが残ってしまう可能性があります。

水入りの発射装置のオンオフのタイミングと、ピストンを止める時間の調整が必要です。

 

始めに、ホッパータイマーを作ります。

水を流すタイミングを決めるタイマーです。

発射装置の後ろに、3マスの土台を追加しました。

発射装置の上のダストとつながらないように、土台と発射装置の間は1マス空けます。

 

ホッパーを向かい合わせに置いて、上にレッドストーンブロックを乗せます。

コンパレータ、粘着ピストン、フルブロック(石ブロックなど)を追加しました。

コンパレータの向きは、間違えないようにしましょう。

 

フルブロックの上にレッドストーンダストを置いて、ホッパータイマーの完成です。

ホッパーにアイテムを入れると、動き始めます。

動かなければ、正しく作れているか確認してください。

 

 

土台を4マス追加しました。

レッドストーンブロックから動力をとります。

このレッドストーン信号を水を流す回路につないで、一定時間ごとに水を流します。

 

レッドストーンのずっとオンの信号では、発射装置から水が出ません。

そこで、オブザーバーを使って一瞬オンの信号に変換します。

オブザーバーの顔が、レッドストーンダストを見るように設置します。

 

オブザーバーの後ろにレッドストーンダストをのばして、水入り発射装置につなぎます。

水入り発射装置の上に、レッドストーンダストを置けば、全ての発射装置が同時に動きます。

 

これで、タイマー上のレッドストーンブロックが動くと水が流れ、再び動くと水が回収される回路になりました。

タイマーが動く水を流すタイマーが動く水を回収するという状態です。

骨粉発射を一時停止する回路を追加するために、水を流し回収するまでをまとめてできる回路を追加します。

説明が難しいですが、タイマーが動く水を流す水を回収するタイマーが動くという状態にします。

 

回路を2つに枝分かれさせて、2回信号がいくようにします。

直進する信号は水を流す信号、枝分かれした信号は水を回収する信号です。

枝分かれした信号は、6個のリピーターで遅延されてから、発射装置に届きます。

 

リピーターの遅延によって、水が流れる時間を変えられます。

水が端まで流れてから、水を回収するように調整しました。

5~6個の最大遅延(3回クリック)したリピーターが、ちょうど良さそうです。

今回は余裕を持たせて、6個のリピーターで作りました。

 

最後の1マスにアイテムが残ってしまいますが、次に水が流れたときにきちんと流れてくれます。

遅延はリピーター6個分で良さそうです。

 

直進する信号のほうは、遅延なしのリピーターです。

これは、枝分かれした信号が繰り返すのを防ぐために置いています。

水を流す回路にリピーターがないと、信号は下画像のように流れます。

逆流防止のリピーターを忘れずに設置しましょう。

 

 

次に、アイテム化用のピストンと骨粉発射をオンオフする回路です。

水が流れている間は、骨粉を吐き出さないようにします。

タイマーが動いて水が流れると同時に、骨粉用発射装置をオフにしましょう。

 

レッドストーンとピストンを使えば、うまく動作するようになります。

具体的には、レッドストーンで骨粉用発射装置を常にオンにしておきます。

ホッパータイマーが動いたら、ピストンでレッドストーンの位置を変えて、信号が行かないようにします。

 

それでは、実際に作ってみましょう。

先に土台を広げておきます。

 

これが完成図です。

 

ホッパータイマーにつないだオブザーバーに、レッドストーンダストをつないであります。

 

回路を枝分かれさせ、右側の回路で骨粉発射の一時停止、左側の回路で発射の再開をしています。

リピーターの数は、水を流す時間と水が退くまでの時間を考慮して決めます。

先程作った水を流す回路のリピーターが5~6個の場合、8~9個の最大遅延のリピーターがおすすめです。

 

最後に、骨粉用発射装置、収穫用ピストンをつなぎます。

先程作った回路の右側(遅延なしの回路)のピストンが動くと、骨粉の発射が止まるようにしたいですね。

そこで、骨粉用発射装置の回路は、下画像のようにつなぎます。

 

下におろして、最初に作ったクロック回路につなぎました。

信号を送ってみると、長さが足りませんでした。

レッドストーン信号は14マス先までしか届かないので、15マス以上延ばすときは信号の延長をします。

遅延なしのリピーターを置くと、信号の遅延ができます。

これで、回路が全てつながりました。

ホッパータイマーのホッパーにアイテムを入れると、増殖装置が動きだします。

装置の微調整・改良

実際に動かすと、調整が必要な部分が出てきました。

1つずつ直していきます。

 

まず、左右の収穫用ピストンの動きが、揃わなくなりました。

回路を増やして装置が大きくなったので、処理が遅くなったせいかもしれませんね。

ピストンを動かす回路の遅延を調整して直しましょう。

片側のリピーター1遅延(1回クリック)だったところを、2遅延にするとマシになりました。

遅延を増やしたので、クロック回路の遅延は最大(3回クリック)にしました。

 

 

施設の改良もいくつか必要でした。

増殖速度が速く、ホッパー1個では回収しきれていませんでした。

そこで、ホッパーを3個に増やしておきました。

 

 

あとは、便利にするためにスイッチなどを追加します。

使わないときにタイマーを止めるレバーを用意しました。

 

 

また、コンポスターで必要ないものを骨粉化する装置も作っておきました。

一番上のチェストに骨粉化したいものを入れれば、下のチェストに骨粉がたまります。

ついでに、コンポスターの横に、骨粉を補充するための通路も作りました。

ネザーのキノコ増殖の効率は?

ネザーのキノコ増殖装置を動かしてみました。

1スタックの骨粉を入れた結果です。

歪んだ芽などは、コンポスターで骨粉にすることができます。

キノコ以外を骨粉にすると、再利用できます。

再利用を繰り返せば、1スタックの骨粉から、1スタック以上のキノコが集められるようです。

まとめ

ネザーのキノコの増殖機を作りました。

同じ原理で、花やツツジの増殖も可能です。

ただ、花は他の方法のほうが効率が良く、苔は繁殖力が高いので併用は難しいです。

次回は、キノコを使って、ネザーの木材を集めましょう。

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